はじめに
このブログは、やりたいことや選択肢はあるのに、「何を決めるか/今は決めないか」で止まってしまう人のために書いています。
私は、意思決定の整理担当です。正解は出しません。アドバイスもしません。ただ、考える順番と論点を整理し、あなたが決められる状態をつくります。
考えているのに、なぜか頭が前に進まない状態
思考が混乱しているとき、多くの人は「情報が足りない」「もっと考えが浅いからだ」と感じています。
特に、賢く稼いでいる個人事業主や経営者ほど、「ちゃんと考えなければ」「中途半端に決めてはいけない」と自分に厳しい。
しかし実際には、考えていないのではありません。
考えすぎているのでもありません。
多くの場合、考える対象が整理されておらず、同時に扱う必要のない論点を一つの判断として抱えているだけです。
この状態では、どれだけ時間をかけても、思考は前に進みません。
思考が混乱するとき、判断の中で何が起きているのか
私の整理では、思考が混乱しているとき、判断の中に少なくとも三つの論点が混ざっています。
一つ目は「今すぐ決める必要があること」。
二つ目は「いずれ決めればいいこと」。
三つ目は「本来、決めなくていいこと」。
これらが分かれないまま一つの判断として扱われると、思考は一気に重くなります。
抽象的な例で言えば、
「この方向で進んでいいのか?」という問いの中に、
収益性、将来の理想、周囲からの評価、不安や後悔の感情が同時に含まれている状態です。
具体的には、
新しい取り組みを検討している経営者が、
「今やるべき施策の選択」と
「この選択が人生全体にとって正しいか」を
同時に決めようとしてしまうケースがよくあります。
未来は未確定なのに、確定した正解を出そうとする。
この瞬間に、思考は混乱します。

思考が止まる原因は「考えていないから」ではなく、
同時に扱わなくていい論点まで一緒に抱えていることにある。
最初に整理すべきなのは、答えではなく論点
思考が止まっているとき、最初に整理すべきなのは答えではありません。
「何について判断しているのか」という論点です。
能力が足りないわけでも、意志が弱いわけでもありません。
判断の扱い方が、少しだけ雑になっているだけです。
論点が分かれた瞬間、多くの人は「少し楽になった」と言います。
それは、正解が見えたからではなく、
考えなくていいことが見えるからです。
おわりに
決断できない原因は、能力や覚悟ではなく、判断の扱い方が整理されていないだけということがほとんどです。
もし今、「決めること自体に疲れている」なら、一度、判断を仕分けるところから始めてみてください。
私は、意思決定の交通整理をしています。


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