はじめに
この記事は、やりたいことや選択肢はあるのに、「何を決めるか/今は決めないか」で止まってしまう人のために書いています。私は、意思決定の整理担当です。考える順番と論点を整理し、あなたが決められる状態をつくります。
現状:集客できない理由は努力不足ですか?
あなたは、下記のような状況でしょうか。
「教える力さえあれば人は集まる」と本気で思っていました。
資格も取った。勉強も続けた。レッスン内容にも自信はある。
それなのに、申し込みは増えない。問い合わせも少ない。
SNSを見れば、同じような教室や講師が楽しそうに満席を報告している。
「自分には何が足りないんだろう」
そう考えるほど、投稿する手が止まり、行動することが怖くなる。
集客がうまくいかない理由を「センスがないから」「向いていないから」と、
努力不足と思っていませんか?
でも実際は、まったく別のところでつまずいています。
問題:集客できない人に共通していた、ある違和感
技術も経験も十分な講師さんなのに、「人が来ない」と悩んでいる。
その講師さんは、やり方の話をたくさんしますが、
「誰に、何を届けたいか」を一度も言わなかったのです。
そこで、こんな質問をしました。
「この教室に来る人は、どんなことで悩んでいますか?」
その瞬間、相手は言葉に詰まりました。ここで初めて気づいたのです。
集客が苦しい理由は、才能や努力の量ではなく、考える順番だったのだと。
原因:集客が止まる本当の原因
多くの教室・講師が勘違いしている点があります。
それは、「人は良い内容だから来る」という思い込みです。
もちろん内容は大切です。でも、来ていない人にとっては、内容以前に
「自分の話なのかどうか」が分からない状態です。
集客がうまくいかないとき、よくある状態があります。
伝えているのは「できること」だけ
・資格
・経歴
・レッスン内容
これらを一生懸命伝えているのに、反応が薄い。
それは、相手の困りごとより、自分の説明が先に出ているからです。
相手の頭の中が整理されていない
多くの人は、
「何が正解か分からない」
「自分に合っているか分からない」
そんなモヤモヤを抱えています。
その状態の人に、完成された答えを見せても、動けません。
必要なのは、答えではなく、整理された入り口です。
集客とは、売ることではなく、
「この人の話なら聞いてみたい」と思ってもらうこと。
ここを飛ばすと、どれだけ頑張っても空回りします。
対策:集客が動き出した「考える順番」
それでは、ご提案。
一人の人を思い浮かべる
「みんなに向けて」ではなく、「過去の自分」「目の前で困っている一人」を想像しました。
その人は、
・何に悩んでいるか
・どんな言葉なら安心するか
これだけを考えます。完璧でなくていい。
答えを言わず、状況を言葉にする
「こうすればうまくいく」ではなく、「こんな状態、ありませんか?」と書く。
人は、解決策よりも、「分かってもらえた」と感じたときに動きます。
失敗しても戻れる前提を持つ
反応がなくても、「向いてない」と決めない。ただ一つ、言い方を変えるだけ。
集客は才能ではなく、試しながら合わせる作業です。
ここを許せるようになったとき、心が一気に軽くなりました。
あなたはもう、十分やれている
もし今、集客に苦しんでいるなら、それはあなたの教え方が悪いからではありません。
多くの場合、「伝える順番」と「相手の状態」がズレているだけです。
今日は一つだけ、「相手は今、何に困っているか」そこから考えてみてください。
急に満席にならないですが、少しずつ、でも確実に行動してください。
そこから、集客は静かに動き始めます。
おわりに
決断できない原因は、能力や覚悟ではなく、判断の扱い方が整理されていないだけということがほとんどです。もし今、「決めること自体に疲れている」なら、一度、判断を仕分けるところから始めてみてください。私は、意思決定の交通整理をしています。


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