はじめに
この記事は、やりたいことや選択肢はあるのに、「何を決めるか/今は決めないか」で止まってしまう人のために書いています。私は、意思決定の整理担当です。
考える順番と論点を整理し、あなたが決められる状態をつくります。
決められないのは能力の問題ではない
情報も経験もある。
考える力もある。
それなのに決められない。
この状態にある個人事業主や経営者は多いですが、ここで一つ断定します。
決められない原因は、能力不足でも覚悟不足でもありません。
原因はただ一つ。判断が整理されていないことです。
優秀な人ほど、すべてを同時に考えようとします。それが判断ストレスを生みます。
判断ストレスの正体は「混線」
いま起きているのは思考停止ではない
判断が止まるとき、頭の中では複数の判断が同時に走っています。
- 今すぐ決める必要がある判断
- 後回しでいい判断
- そもそも決めなくていい判断
- 正解が存在しない判断
これらが混ざると、思考は一気に重くなります。
止まっているように見えて、実際は過剰稼働です。
正解探しがストレスを生む理由
未来に関わる判断に、正解はありません。あるのは「選択」と「結果」だけです。
それなのに正解を探そうとする。
だから終わらない。
だから疲れる。
ストレスを軽くする意思決定の整理手順
ステップ1:決める必要があるか、必要がないかに分ける
最初にやることは中身を考えることではありません。決める必要があるかどうかを判断します。
放置しても何も起きない判断は、今は不要です。ここで判断量が一気に減ります。
ステップ2:今決めるか、後で決めるかに分ける
次に、「今決めないと損をするか」を見ます。
期限や機会損失がないなら、未来の自分に渡していい。決めようという思い込みがストレスです。
ステップ3:正解があるかを見極める
未来が絡む判断に、正解はありません。ここでやるのは仮決めです。
- 期間を決めて選ぶ。
- 検証して、必要なら戻す。
これで判断は完了です。
具体例で見る整理後の変化
例:事業の方向性
「このまま進むか、変えるか」で止まる人は多い。ここで正解を出そうとしない。
- 三ヶ月、この方向で進む。
- 撤退条件を決める。
それだけで判断は終わります。
例:商品を出すか迷う場合
成功するかどうかは判断項目に入れません。決めるのは次の三つだけです。
- 出すかどうか
- テスト期間
- やめる基準
これで十分です。
判断は才能ではなく「扱い方」
決められないのは、弱いからではありません。考えすぎるからでもありません。
扱い方を知らないだけです。
判断の数を減らし、重さを分ける。それだけで思考は動き出します。
読後に少しでも軽くなったなら、それはあなたの能力が正しく使われ始めた証拠です
おわりに
決断できない原因は、能力や覚悟ではなく、判断の扱い方が整理されていないだけということがほとんどです。もし今、「決めること自体に疲れている」なら、一度、判断を仕分けるところから始めてみてください。
私は、意思決定の交通整理をしています。


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