はじめに
この記事は、やりたいことや選択肢はあるのに、「何を決めるか/今は決めないか」で止まってしまう人のために書いています。私は、意思決定の整理担当です。考える順番と論点を整理し、あなたが決められる状態をつくります。
「強みがない」のではなく、見えなくなっているだけ
「自分には強みがない」
そう言う人ほど、実は考える力が高く、観察力があり、手を抜かずに物事を見ています。
問題は、能力不足ではありません。むしろ逆です。
強みが分からない人の多くは、
・基準が高すぎる
・他人と比べすぎる
・“使える形”になる前に評価しようとする
この状態に陥っています。
だから、自分の中にあるものを「まだ弱い」「まだ足りない」と判断し、強みとして扱う前に却下してしまう。止まっている原因は、才能ではなく判断の早さです。
強み迷子が起きる構造を整理する
強みが分からなくなる人に共通する3つの混線
強みが見えなくなるとき、頭の中では3つの論点が混ざっています。
① 好きなこと
② 得意なこと
③ 仕事として使えること
この3つは本来、別物です。
しかし多くの人は、これを一気に「強み」という言葉でまとめて判断しようとします。
するとどうなるか。
「好きだけど稼げない」
「得意だけど仕事にできる気がしない」
「仕事にはなるけど、これが強みと言えるのか分からない」
この堂々巡りが始まります。
ここで多くの人は、「まだ強みとは言えない」と結論を出してしまいます。
9割の“強みが分からない人”に共通する強み
では、タイトルの答えです。強みが分からない人の強みは9割これです。
「考え続けられること」
派手ではありません。
SNS映えもしません。
しかし、これは極めて希少です。
・なぜうまくいかないかを考える
・人の反応を観察する
・改善点を探し続ける
・感覚だけで決めない
これが自然にできる人は、すでに「構造を見る側」にいます。
ただし、この強みは成果が出る前は評価されにくい。だから本人が一番、価値を信じられない。
アイデアが形にならない人
頭の中には構想がある。でも「まだ粗い」「もっと良くなる」と考え続け、出さない。
出す前に、自分で潰してしまう。これは行動力がないのではなく、
未完成なものを世に出す判断を保留している状態です。
強み迷子のクリエイター
文章、デザイン、動画。どれも70点は取れる。でも「これ一本で行く」と決められない。
理由はシンプルで、選ぶ=他を捨てるという判断が重いから。
能力の問題ではなく、
判断を“アイデンティティ”と結びつけているだけです。
強みは「見つけるもの」ではなく「扱いを決めるもの」
強みは、探して見つかるものではありません。
どう扱うかを決めた瞬間に、強みになります。
・完璧じゃなくていい
・今は仮でいい
・変えてもいい
この前提を置けたとき、思考は軽くなります。
「これは強みか?」ではなく、「今はこれを使うか?」
この問いに変えるだけで、前に進める人は多い。
あなたが止まっていたのは、弱いからではなく、真面目すぎたからです。
おわりに
決断できない原因は、能力や覚悟ではなく、判断の扱い方が整理されていないだけということがほとんどです。もし今、「決めること自体に疲れている」なら、一度、判断を仕分けるところから始めてみてください。私は、意思決定の交通整理をしています。


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